【数字で見る今村佳太】元琉球のクラッチシューターは、沖縄アリーナで怖い存在なのか?

main 選手について

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この記事でわかること

・今村佳太選手とはどんな選手なのか
・学生時代からプロ、日本代表までの経歴
・琉球ゴールデンキングス時代の年代別成績
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ移籍後の成績変化
・琉球戦での試合別成績
・沖縄アリーナで今村佳太選手は活躍する傾向があるのか
・琉球が警戒すべきポイント


はじめに|今村佳太は「元琉球」だからこそ怖い

本日、2026年5月15日、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26」セミファイナルにて琉球ゴールデンキングスと対戦する名古屋ダイヤモンドドルフィンズの今村佳太選手。
琉球ゴールデンキングスのブースターにとっては、単なる相手選手ではありません。

2020-21シーズンから2023-24シーズンまで琉球に在籍し、Bリーグ優勝、ファイナル進出、チャンピオンシップの激闘を知る元キングスの主力選手です。

Bリーグ公式では、今村佳太選手のポジションはSG/SF、身長191cm、体重92kg、出身地は新潟県、出身校は新潟経営大学と紹介されています。クラブ所属履歴も、2020-21から2023-24まで琉球、2024-25から名古屋Dとなっています。

つまり、琉球の強さも、沖縄アリーナの雰囲気も、チャンピオンシップの重圧もよく知っている選手。
だからこそ、琉球戦では非常に怖い存在になります。


今村佳太ってどういう選手?

今村佳太選手を一言で表すなら、サイズのある日本人スコアラー兼クラッチシューターです。

191cmのサイズがあり、ポジションはSG/SF。3ポイントだけでなく、ドライブ、ミドル、フィジカルを使ったアタックもできる選手です。
名古屋D公式プロフィールでは、背番号30の由来について「ステフィン・カリー選手が好きなので」と紹介されています。プレースタイル的にも、3ポイントを武器にしながら、勝負どころで自分から打てるメンタリティが特徴です。

ただし、面白いところは、単なるシューターではない点です。
調子が良い日は3Pで一気に試合を動かせますが、アシストやリバウンド、スティールでも試合に関与できるため、琉球としては「得点だけを止めればOK」とは言い切れません。

今村佳太
B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの公式サイトです。

経歴|新潟からBリーグ、日本代表へ

今村佳太選手は新潟県出身。
高校は新潟県立長岡工業高校、大学は新潟経営大学。プロ入り後は、新潟アルビレックスBB、琉球ゴールデンキングス、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとキャリアを歩んでいます。

バスケットボールキングの選手ページでは、移籍遍歴として「新潟アルビレックスBB(2017〜20)→琉球ゴールデンキングス(2020〜24)→名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(2024〜)」と整理されています。代表歴としては、2018年アジア競技大会、2022年W杯予選、2023年アジア競技大会、2024年アジアカップ予選が記載されています。

経歴まとめ

年代所属・大会
高校新潟県立長岡工業高校
大学新潟経営大学
2017-20新潟アルビレックスBB
2020-24琉球ゴールデンキングス
2024-名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
日本代表アジア競技大会、W杯予選、アジアカップ予選など

地方大学からBリーグ、日本代表まで上がってきた選手という点でも、かなり特徴的なキャリアの持ち主です。


琉球ゴールデンキングス時代の成績

今村佳太選手が琉球に在籍したのは、2020-21シーズンから2023-24シーズンまで。
Bリーグ公式の個人成績では、琉球時代のレギュラーシーズン成績は以下のように推移しています。

シーズン所属試合数平均得点3P成功率平均リバウンド平均アシスト
2020-21琉球569.8点34.9%2.3本1.6本
2021-22琉球5610.5点37.1%2.6本1.9本
2022-23琉球6011.3点33.8%2.5本3.6本
2023-24琉球5813.4点32.2%3.5本3.1本

※参考データーページ

今村佳太 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUE・B1・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ所属「今村佳太」の情報をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

琉球時代の特徴

数字を見ると、琉球時代の今村選手は年々役割が大きくなっています。

特に注目したいのは、2023-24シーズン。
平均13.4得点、3.5リバウンド、3.1アシスト。単なるシューターではなく、ボールを持って攻撃を作る役割も担っていました。

琉球時代の今村選手は、
「3Pを打てる日本人ウイング」から「試合を動かせる日本人エース格」へ進化した選手
と見ることができます。


チャンピオンシップでの今村佳太

今村佳太選手は、レギュラーシーズンだけでなく、チャンピオンシップでも印象的な数字を残しています。

シーズン所属大会試合数平均得点3P成功率
2021-22琉球CS616.0点35.8%
2022-23琉球CS614.2点44.4%
2023-24琉球CS98.3点30.0%
2025-26名古屋DCS218.5点60.0%

2025-26シーズンのCSでは、クォーターファイナル2試合で平均18.5点、3P成功率60.0%。Bリーグ公式の個人成績にも、CS2試合で37得点、3Pは9/15と記録されています。

これはかなり怖い数字です。

レギュラーシーズンでは平均9.0点だった選手が、CSに入って平均18.5点。
つまり今村選手は、大舞台で一気にギアを上げられるタイプです。

琉球としては、レギュラーシーズンの平均得点だけを見て「そこまで怖くない」と判断するのは危険です。


名古屋ダイヤモンドドルフィンズ移籍後の成績

今村選手は2024-25シーズンから名古屋Dへ移籍しました。

名古屋Dでのシーズン別成績

シーズン試合数平均得点FG成功率3P成功率平均リバウンド平均アシスト
2024-254813.3点39.5%34.1%2.9本3.2本
2025-26609.0点34.6%30.1%2.5本2.4本

2024-25シーズンは平均13.3点、3P成功率34.1%。名古屋D移籍初年度から主力として得点面でも存在感を出しました。

一方、2025-26シーズンは平均9.0点、3P成功率30.1%まで数字が下がっています。

数字だけ見ると不調?でも怖さは残る

2025-26シーズンのレギュラーシーズンだけを見ると、今村選手は前年より得点も3P成功率も下がっています。

しかし、CSに入ってからは2試合で平均18.5点、3P成功率60.0%。
ここが今村選手の怖さです。

シーズン全体では波があっても、短期決戦で突然爆発する。
琉球戦では、この「一発の怖さ」を絶対に消さなければいけません。


名古屋Dでのホーム・アウェー成績に違いはある?

2025-26レギュラーシーズンの試合別データをもとに、ホームとアウェーの傾向を整理すると、今村選手はアウェーの方がやや得点が伸びています。名古屋D公式の試合別ログでは、2025-26シーズンの全試合成績が一覧で確認できます。

2025-26レギュラーシーズン傾向

区分試合数平均得点3P成功数/試投3P成功率
ホーム30試合約8.4点50/182約27.5%
アウェー30試合約9.6点56/170約32.9%

※名古屋D公式の試合別成績をもとに集計。手元集計のため小数点は概算。

この数字を見ると、ホームよりアウェーで少し得点・3P成功率が上がっています。

もちろん大きな差とまでは言えません。
ただ、少なくとも「アウェーだから落ちる選手」ではありません。

むしろ、相手ホームの雰囲気やプレッシャーの中でも、自分のシュートを打てる選手と見るべきです。


琉球ゴールデンキングス戦での今村佳太

では、琉球戦ではどうだったのでしょうか。

2024-25シーズン|名古屋D所属後、初の沖縄アリーナ

日付会場対戦得点3P
2024/12/7沖縄アリーナ琉球 vs 名古屋D11点3/8
2024/12/8沖縄アリーナ琉球 vs 名古屋D17点3/10

2024-25シーズン、名古屋D移籍後の沖縄アリーナでの琉球戦では、2試合で合計28点、3Pは6/18。平均14.0点、3P成功率33.3%でした。

シーズン平均13.3点と比べても、沖縄アリーナで特別に落ちているわけではありません。
むしろ、元琉球の選手としてブースターの視線を浴びる中でも、しっかり得点しています。

2025-26シーズン|琉球戦2試合

日付会場対戦得点FG3Pその他
2025/12/10沖縄アリーナ琉球 vs 名古屋D10点4/82/53スティール
2026/4/15IGアリーナ名古屋D vs 琉球10点4/102/53リバウンド

2025-26シーズンの琉球戦では、2試合とも10得点。3Pはいずれも2/5で、2試合合計4/10、成功率40.0%です。

ここで注目したいのは、得点が爆発しているわけではないのに、3P成功率が高いことです。

10点でも、3Pが2本入ると試合の流れは変わります。
特に琉球が追い上げたい時間帯、または名古屋Dが流れを取り戻したい時間帯に今村選手の3Pが出ると、一気に重たい展開になります。


沖縄アリーナで今村佳太は活躍する傾向があるのか?

結論から言うと、沖縄アリーナで大爆発しているとまでは言えないが、かなり嫌な数字を残していると言えます。

名古屋D移籍後の沖縄アリーナ成績

試合得点3P
2024/12/7 琉球戦11点3/8
2024/12/8 琉球戦17点3/10
2025/12/10 琉球戦10点2/5

合計すると、沖縄アリーナでの名古屋D所属後の琉球戦は3試合で38得点。
平均12.7点、3Pは8/23で約34.8%です。

これは、2025-26シーズン平均の9.0点、3P成功率30.1%より高い水準です。

つまりどう見るべきか?

今村選手は沖縄アリーナで「必ず20点以上取る」というタイプではありません。
しかし、毎試合10点前後を取りながら、3Pを2〜3本決めてくる可能性がある選手です。

これは琉球にとってかなり嫌です。

なぜなら、名古屋Dには齋藤拓実、アラン・ウィリアムズ、エサトン、佐藤卓磨、中東泰斗など、他にも得点源がいます。(エサトン選手については本日の試合にでられるは現時点不明)
その中で今村選手に10〜15点を取られると、琉球の守備負担は一気に重くなります。


日本代表での成績

今村佳太選手は日本代表経験もある選手です。

FIBA公式プロフィールでは、日本代表として2023年のFIBAワールドカップ2023アジア地区予選、2025年アジアカップ予選に出場した成績が掲載されています。FIBA公式の通算平均では、対象大会合計で平均4.0点、1.5リバウンド、0.5アシストとなっています。

また、2024年2月のFIBAアジアカップ2025予選では、グアム戦で16分出場、8得点、FG3/6、3P1/3、2リバウンドを記録しています。中国戦は約2分の出場で無得点でした。

代表戦の主な数字

大会試合主な成績
2023 W杯アジア地区予選2試合平均4.0点、2.0リバウンド、1.0アシスト
2025 アジアカップ予選2試合平均4.0点、1.0リバウンド、0.0アシスト
2024 グアム戦16分8点、3P1/3、2リバウンド

代表で絶対的エースという数字ではありません。
ただし、日本代表レベルの強度を経験していることは、短期決戦では大きな財産です。


数字から見る今村佳太の怖さ

ここまでの数字を整理すると、今村佳太選手の怖さは大きく3つあります。

1. 3Pが入ると一気に試合を変える

今村選手は試投数が多い選手です。
2025-26シーズンは3P成功率30.1%と高確率ではありませんが、1試合平均で約5.9本の3Pを打っています。

成功率だけを見ると波があります。
しかし、CSでは2試合で3P9/15、成功率60.0%。短期決戦で一気に爆発しました。

琉球として怖いのは、「今日は入る日」に当たることです。

2. 元琉球だから沖縄アリーナを知っている

沖縄アリーナの独特な雰囲気、ブースターの圧、チャンピオンシップの空気。
今村はそれをホーム側として経験しています。

普通のアウェー選手なら飲まれる可能性がありますが、今村選手にとって沖縄アリーナは慣れた場所でもあります。

実際、名古屋D移籍後の沖縄アリーナでの琉球戦では、3試合平均12.7点、3P成功率約34.8%。
アウェーとして大崩れしている数字ではありません。

3. 得点以外でも試合に絡める

2025/12/10の琉球戦では、10得点に加えて3スティールを記録しています。

得点だけでなく、守備で流れを変えることもできる。
ここが今村選手の厄介なところです。


琉球が今村佳太を抑えるためのポイント

琉球が今村選手を抑えるためには、まず3Pのリズムを作らせないことが重要です。

特に注意したいのは、以下の場面です。

トランジションからの早い3P

名古屋Dがリバウンドやスティールから走ったとき、今村選手がコーナーやウイングで待っている形は危険です。
リズム良く1本目を決められると、そこから一気に乗ってくる可能性があります。

齋藤拓実のドライブからのキックアウト

名古屋Dは齋藤拓実選手のドライブやゲームメイクから、外のシューターへ展開できます。
琉球のヘルプが深くなりすぎると、今村選手に気持ちよくキャッチ&シュートを打たれる危険があります。

試合終盤のクラッチ3P

今村選手は「ここで打つか」という場面でも迷わず打てる選手です。
琉球としては、終盤に1本打たれて流れを持っていかれる展開だけは避けたいところです。


まとめ|今村佳太は“平均9点”以上に怖い

2025-26シーズンの今村佳太選手は、レギュラーシーズン平均9.0点。
数字だけを見ると、名古屋Dの絶対的エースというより、主力の一人という印象かもしれません。

しかし、琉球戦という視点で見ると話は変わります。

名古屋D移籍後の沖縄アリーナでは、3試合平均12.7点。
3P成功率も約34.8%。
さらにCSでは平均18.5点、3P成功率60.0%と、一気に調子を上げています。

つまり、今村佳太選手は
「シーズン平均以上に、短期決戦と琉球戦で怖い選手」
です。

琉球としては、今村選手に気持ちよく3Pを打たせないこと。
そして、元琉球の選手だからこそ、沖縄アリーナでリズムに乗らせないこと。

ここが勝負の大きなポイントになりそうです。


FAQ

Q. 今村佳太は元琉球ゴールデンキングスの選手ですか?

はい。2020-21シーズンから2023-24シーズンまで琉球ゴールデンキングスに所属していました。2024-25シーズンから名古屋ダイヤモンドドルフィンズでプレーしています。

Q. 今村佳太のポジションは?

Bリーグ公式ではSG/SFとして登録されています。身長は191cm、体重は92kgです。

Q. 今村佳太は3Pが得意な選手ですか?

はい。シーズンによって成功率に波はありますが、3P試投数が多く、試合の流れを変える力があります。2025-26シーズンのCSでは2試合で3P9/15、成功率60.0%を記録しています。

Q. 沖縄アリーナで活躍する傾向はありますか?

名古屋D移籍後の沖縄アリーナでの琉球戦は3試合平均12.7点、3P成功率約34.8%。大爆発というより、毎試合しっかり嫌な得点をしてくるタイプです。

Q. 琉球が一番警戒すべきところは?

3Pです。特にトランジション、ドライブからのキックアウト、試合終盤のクラッチショットには注意が必要です。

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