【琉球ゴールデンキングス】10試合を数字で振り返る|最初のFT・3P成功率と勝敗の意外な関係

琉球ゴールデンキングス10試合分析 選手・チーム情報

2026-27シーズンから始まったB.PREMIER。

今シーズンは各チームの試合日が分散されていることもあり、同じ時期でも消化試合数がそろっていません。

これまでのように他チームとの数字を単純に比較するのは、少し難しいところがあります。

それなら、今回は琉球ゴールデンキングスだけに絞って、数字を深掘りしてみよう!

そう考えて、開幕から10月23日までの10試合を調べてみました。

対象の10試合は6勝4敗。

今回、特に注目したのはフリースロー(FT)です。

というのも、シーズン序盤にキングスのFT成功率がリーグ最下位になっていた記憶があるからです。

正確に何試合を終えた時点だったかは覚えていませんが、「今シーズン、FTがなかなか決まらないなぁ」と気になっていました。

さらに、個人的に以前から気になっていたことがあります。

その試合で最初に打ったFTが決まるかどうかで、チーム全体のFT成功率は違ってくるのだろうか?

今回はこの疑問を中心に、最初の3Pシュートや先制点、外国籍3人の同時起用時間、3Pの連続失敗記録まで調べてみました。

数字を並べてみると、意外な発見がありました。

※本記事は2026年9月22日〜10月23日の指定10試合を対象とした独自集計です。シーズン全試合を対象とした分析ではありません。

1.まずは10試合のFT成功率を振り返る

序盤に気になっていたFT成功率。

実際に10試合の結果を並べてみました。

日付・対戦相手FTFT成功率勝敗点差
9/22 A東京3/1225.0%敗-11
9/23 A東京11/2055.0%勝+11
10/3 滋賀20/3066.7%勝+7
10/4 滋賀18/2962.1%敗-26
10/8 群馬15/1788.2%敗-11
10/10 島根9/9100.0%勝+21
10/16 横浜BC14/1782.4%敗-2
10/19 滋賀18/2281.8%勝+32
10/21 A千葉24/2982.8%勝+29
10/23 群馬19/2286.4%勝+8
合計151/20772.9%6勝4敗+58

こうして並べると、はっきりとした変化が見えてきました。

最初の4試合は、すべてFT成功率が70%未満。

特に開幕戦のA東京戦は12本打って3本成功。成功率25.0%でした。

しかし、5試合目の群馬戦から数字が大きく変わります。

そこからの6試合は、なんとすべて80%以上!

10月10日の島根戦では9本すべて成功し、成功率100%を記録しています。

最初の4試合は52/91で57.1%。その後の6試合は99/116で85.3%です。

10試合全体の成功率は72.9%ですが、前半4試合と後半6試合では大きな違いがありました。

序盤のFTが気になっていたのは、単なる印象ではなかったようです。

ただし、FT成功率の高い試合が必ずしも勝利につながっているわけではありません。

10月8日の群馬戦では88.2%を記録しながら敗戦。10月16日の横浜BC戦も82.4%でしたが、2点差で敗れています。

一方、9月23日のA東京戦は55.0%でも勝利しました。

当然ながら、試合の勝敗はFTだけでは決まりません。

2.最初のFTが決まった試合は、その後も好調?

今回、最も調べてみたかった部分です。

10試合を、キングスが最初に打ったFTの成功・失敗で分けてみました。

項目最初のFT成功最初のFT失敗
試合数6試合4試合
勝敗4勝2敗2勝2敗
勝率66.7%50.0%
FT成功/試投99/11652/91
FT成功率85.3%57.1%

なんと、FT成功率に28.2ポイントもの差がありました。

これは予想以上でした。

ただ、最初のFTが成功すれば、その1本自体がチームのFT成功率を上げます。

そこで最初の1本を除いた数字も調べてみました。

条件最初の1本を除いたFT成功率
最初のFT成功93/110=84.5%
最初のFT失敗52/87=59.8%

それでも約24.8ポイントの差が残りました。

これは興味深い結果です。

ただし、一つ重要な注意点があります。

実は最初のFTを外したのは、最初の4試合すべて。

逆に、成功したのはその後の6試合すべてでした。

つまり、最初のFTが決まったから試合全体の成功率が高くなったのか、それとも時期や選手構成など別の要素が関係していたのかは、この10試合だけでは分かりません。

それでも、次の試合で最初にFTラインへ立つ選手には、ちょっと注目してしまいそうです。

3.最初の3Pが決まった試合は3戦全勝!

続いて、3ポイントシュートです。

実は今シーズン、キングスには3Pで注目している選手がいます。

ケビン・ジョーンズ選手です。

キングスが9試合を消化した時点で、ケビン選手はB.PREMIERの3P成功率ランキング1位。

10試合を終えた時点では2位となっていました。

10月24日18時36分更新のスポーツナビ個人成績ランキングでは、細川一輝選手(群馬)が55.3%で1位、ケビン選手が51.6%で2位に入っています。

新加入のケビン選手が高い3P成功率を記録しているのは、キングスファンとして気になるところです。

さて、今回の10試合で最初に打った3Pの結果はどうだったのでしょうか。

最初の3P試合数勝敗勝率
成功33勝0敗100.0%
失敗73勝4敗42.9%

最初の3Pが決まった試合は、なんと3戦全勝でした!

成功した選手は、

  • 10月3日 滋賀戦:小野寺祥太
  • 10月19日 滋賀戦:ケビン・ジョーンズ
  • 10月21日 A千葉戦:ケビン・ジョーンズ

ケビン選手が2試合で最初の3Pを成功させています。

もちろん、最初の3Pが決まったから勝てたというわけではありません。

ただ、9試合時点で3P成功率1位だったケビン選手が、今回の最初の3P成功にも2回登場しているというのは面白い結果でした。

4.先制点を取った試合は勝ちやすい?

最初のFT、最初の3Pに続いて、最初の得点も調べました。

先制チーム試合数勝敗勝率
琉球64勝2敗66.7%
相手42勝2敗50.0%

キングスが先制した試合の勝率は66.7%。

相手に先制された試合は50.0%でした。

ただし、10月8日の群馬戦はヌワバ選手がFTで先制しながら敗戦。

反対に、10月23日の群馬戦では相手に先制されながら勝利しています。

今回の10試合では、先制点と勝敗に一定の差が見られましたが、これだけで試合結果を説明することはできません。

5.クーリー・ヌワバ・ケビンの3人同時起用は何分?

今シーズン、もう一つ気になっていたのが外国籍3人の同時起用時間です。

#45 ジャック・クーリー、#17 デイヴィッド・ヌワバ、#21 ケビン・ジョーンズ。

この3選手が同時にコートに立っている時間を、交代記録から調べました。

対戦相手勝敗同時出場時間
9/22 A東京敗5分21秒
9/23 A東京勝8分24秒
10/3 滋賀勝8分34秒
10/4 滋賀敗12分19秒
10/8 群馬敗7分47秒
10/10 島根勝9分17秒
10/16 横浜BC敗11分16秒
10/19 滋賀勝10分35秒
10/21 A千葉勝9分48秒
10/23 群馬勝3分51秒

10試合の合計は87分12秒。

1試合平均は約8分43秒でした。

最も長かった10月4日の滋賀戦は敗戦。

最も短かった10月23日の群馬戦は勝利でした。

単純に3人同時出場の時間が長ければ勝率が上がる、というわけではなさそうです。

残り2枠には誰が出ていた?

外国籍3人と一緒にコートに立っていた残り2選手の組み合わせも集計しました。

組み合わせ合計時間
大浦+小野寺26分11秒
大浦+松脇15分56秒
大浦+佐土原8分36秒

一番長かったのは、大浦颯太選手と小野寺祥太選手の組み合わせ。

この数字は外国籍3人が同時出場していた時間に限定したものです。

今後は、こうした組み合わせの得失点も調べてみたいところです。

6.3Pが12本連続で外れた横浜BC戦

今回、3Pの連続記録も調べてみました。

最も長い連続失敗は、10月16日の横浜BC戦です。

なんと12本連続失敗!

この試合の3P成功数は9/32。

12本連続の失敗を止めたのは、4Q残り9分11秒の大浦選手でした。

そして試合は85-87。わずか2点差で敗れています。

ファンとしては、あの12本のうち1本でも多く決まっていたら……と考えてしまいますよね。

ただ、シュートの結果が変わればその後のプレーも変わるため、単純に3点を加えて勝敗を計算することはできません。

7.8本連続失敗でも勝った群馬戦

一方、10月23日の群馬戦では3Pが8本連続で失敗しています。

この連続失敗を止めたのは、4Q残り1分21秒の大浦選手でした。

この試合の3Pは10/36。

それでもキングスは93-85で勝利。

横浜BC戦では12本連続失敗で敗戦。群馬戦では8本連続失敗しても勝利。

3Pの連続失敗だけで勝敗を説明できないことが分かります。

ちなみに、今回の10試合で最長の3P連続成功は4本。

9月22日のA東京戦と10月21日のA千葉戦で記録しています。

まとめ|10試合の数字から次の観戦が楽しみになった

今回、キングスの10試合を振り返って、一番驚いたのはFT成功率でした。

最初の4試合はすべて70%未満だったのに、後半6試合ではすべて80%以上。

さらに最初のFTが成功した試合と失敗した試合でも、大きな差がありました。

最初の3Pが決まった3試合は全勝。

外国籍3人の同時起用は、1試合平均約8分43秒。

3Pは12本連続で外れる試合もありました。

ただし、これらは10試合で起きた事実を整理したものであり、勝敗の原因や今後の勝率を示すものではありません。

今後、20試合、30試合と数字を積み重ねていったら、どのような変化が出てくるのでしょうか。

引き続き調べてみたいと思います。

ゆん太のひとりごと

今シーズン、最初の頃はFTを外すたびに「またか〜」と思う場面があったように感じます。

それが、実際に数字を並べてみると、途中から大きく変化していました。

こういう発見があるから、数字を調べるのは面白いですね。

そしてケビン選手の3P成功率。

10試合終了時点でリーグ2位というのも、キングスファンとしてはうれしい数字です。

これからも高い成功率を維持してほしいところ。

次の試合では、最初のFTを誰が打つのか。そして最初の3Pを誰が決めるのか。

今まで以上に気になってしまいそうです(笑)。

集計方法と出典

本記事は2026年9月22日〜10月23日の指定10試合について、B.LEAGUE公式サイトのプレー記録とスポーツナビをもとに独自集計したものです。

FTと3Pの「最初」は琉球の最初の試投で判定。連続3P記録は琉球の3P試投のみを時系列に並べて集計しました。

外国籍3人の同時出場時間は交代記録から算出しており、公式の個人出場時間とは数秒の差が生じる場合があります。

参考資料:B.LEAGUE公式サイト/琉球ゴールデンキングス公式成績/スポーツナビ B.PREMIER個人成績

※ケビン・ジョーンズ選手の3P成功率ランキングは、2026年10月24日18時36分更新のスポーツナビ表示を参照しています。順位は他選手の試合結果などによって変動します。

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この記事を書いた人|ゆん太

2024年から琉球ゴールデンキングスを応援している、沖縄在住のキングスファンです。

沖縄サントリーアリーナでの現地観戦やバスケットLIVEで試合を楽しみながら、気になったプレーや数字を自分なりに調べて記事にしています。

専門家ではありませんが、ファンだからこそ気になる発見や、キングス観戦の楽しさをお届けできればと思っています。

▶ ゆん太のプロフィールはこちら

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