沖縄で「キングス」という名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。琉球ゴールデンキングスは、沖縄を拠点に活動するプロバスケットボールクラブです。
ホームゲームがある日はキングスのユニフォームを着た人を街中で見かけることも多く、私自身も実際に沖縄アリーナで観戦するようになってから、キングスが沖縄の日常に深く根付いていることを感じるようになりました。
では、キングスはいつ誕生し、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。
この記事では、これからキングスを知りたい方に向けて、歴史や主な成績、沖縄アリーナ、そして2026年に始まったB.LEAGUE PREMIERまでをまとめます。
※クラブの歴史や成績などの事実情報は、琉球ゴールデンキングス公式、B.LEAGUE公式などを確認して掲載しています。
琉球ゴールデンキングスとは?
琉球ゴールデンキングスは、沖縄県をホームとするプロバスケットボールクラブです。
2006年にbjリーグへの参入が正式決定し、2007年11月に最初のシーズンがスタートしました。
ホームアリーナは沖縄市にある「沖縄サントリーアリーナ(沖縄アリーナ)」。
クラブは「沖縄をもっと元気に!」という活動理念を掲げ、試合だけでなく県内各地でバスケットボール教室などの活動も行ってきました。
チーム名とロゴにも沖縄らしさ
「琉球ゴールデンキングス」という名称にも沖縄の歴史が取り入れられています。
キングス公式によると、ロゴは龍の頭をモチーフにしたデザイン。
中央下部には、願いをかなえるとされる「宝珠」が配置されています。
単に沖縄を本拠地にしているだけでなく、チーム名やロゴにも沖縄らしさが表現されています。
キングスの歴史と主な実績
キングスの歩みを大きな出来事に絞ると、次のようになります。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2005年 | 沖縄プロバスケットボールチーム設立活動開始 |
| 2006年 | bjリーグ参入決定・沖縄バスケットボール株式会社設立 |
| 2007年 | bjリーグで最初のシーズンが開幕 |
| 2009年 | bjリーグ初優勝 |
| 2012年 | bjリーグ2度目の優勝 |
| 2014年 | bjリーグ3度目の優勝 |
| 2016年 | bjリーグ4度目の優勝・B.LEAGUE開幕戦に出場 |
| 2021年 | 沖縄アリーナ開業 |
| 2022年 | B.LEAGUE初のファイナル進出・準優勝 |
| 2023年 | B.LEAGUE初優勝 |
| 2025年 | 第100回天皇杯で初優勝 |
| 2026年 | B.LEAGUE5季連続ファイナル進出・EASL3位・B.PREMIERへ |
キングスはbjリーグ時代に4度優勝。
2016年にB.LEAGUEが誕生すると、その歴史的な開幕戦でアルバルク東京と対戦しました。
そして2022-23シーズンには、B.LEAGUEで初めて年間王者に輝いています。
B.LEAGUEではどれくらい強い?
キングスを初めて知る方からすると、
「キングスって実際どれくらい強いの?」
というのも気になるところだと思います。
近年の成績を見ると、その安定感が分かります。
| シーズン | レギュラーシーズン | 最終結果 |
|---|---|---|
| 2021-22 | 49勝7敗 | 準優勝 |
| 2022-23 | 48勝12敗 | 優勝 |
| 2023-24 | 41勝19敗 | 準優勝 |
| 2024-25 | 46勝14敗 | 準優勝 |
| 2025-26 | 42勝18敗 | 準優勝 |
2021-22シーズンから2025-26シーズンまで、5季連続でファイナルへ進出しています。
中でも2021-22シーズンは49勝7敗、勝率.875。
B1最多となる20連勝も記録しました。
翌2022-23シーズンには48勝12敗で西地区を制し、チャンピオンシップでは6戦全勝。
ついにB.LEAGUE初優勝を達成しました。
優勝回数だけを見るとB.LEAGUEでは1度ですが、5年続けてファイナルまで勝ち上がっていることが、近年のキングスの安定した強さを表していると思います。
天皇杯でも沖縄県勢初の優勝
2025年3月15日には、第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会の決勝でアルバルク東京と対戦。
60-49で勝利し、キングスとして初めて天皇杯を制しました。
これは沖縄県勢としても初の天皇杯優勝です。
過去2大会では決勝まで進みながら準優勝。
3度目のファイナルでつかんだタイトルでした。
また国際大会にも挑戦を続け、2025-26シーズンの東アジアスーパーリーグ(EASL)では3位となっています。
実際に観戦して感じる「キングスらしさ」
ここからは記録ではなく、実際に試合を見ている一人のブースターとして感じていることです。
キングスというと華やかなホームゲームの演出や人気選手に目が向きますが、試合を見続けていると、リバウンドやディフェンス、ルーズボールなどのプレーにキングスらしさを感じます。
シュートが入らない試合でも、守備とリバウンドで粘る。
一人の選手だけに頼らず、チームで戦う。
2025-26シーズンも平均41.6リバウンドを記録しており、ゴール下での強さはキングスを見るうえで注目したいポイントのひとつです。
もちろんシーズンによって選手や戦術は変わります。
それでも、ハードに守り、リバウンドを取り、最後まで粘る姿勢は、私がキングスを観戦していて長く感じてきた特徴です。
キングス観戦の魅力を大きく変えた沖縄アリーナ
現在のキングスを語るうえで欠かせないのが、2021年に開業した沖縄アリーナです。
現在の正式名称は「沖縄サントリーアリーナ」。
天井には510インチの大型映像装置「メガビジョン」が設置され、会場を360度囲む全長約228mのリボンビジョンもあります。
映像、照明、音響を組み合わせた演出は、テレビで試合を見るのとはまったく違った体験です。
私自身、初めて観戦したときに特に驚いたのが、試合が始まる前から会場全体で作られる雰囲気でした。
選手紹介や音楽、照明、そして試合が始まってからのブースターの声。
キングスを知るなら、成績を見るだけでなく、一度ホームゲームを体験してほしいと思う理由のひとつです。
沖縄アリーナ開催公式戦の来場者は100万人を突破
2025年4月には、沖縄アリーナで開催されたキングス公式戦の累計来場者数が100万人を突破しました。
2021年の開業から約4年で到達した数字です。
実際に観戦していると、熱心なバスケットボールファンだけではなく、子どもから年配の方、友人同士、一人で観戦している方、外国人の観客など、さまざまな人を見かけます。
私はこの幅広い客層も、沖縄アリーナでキングスを見る面白さのひとつだと感じています。
FIBAワールドカップの舞台にもなった沖縄アリーナ
沖縄アリーナはキングスのホームゲームだけに使われている施設ではありません。
2023年には「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の日本会場となりました。
日本代表がフィンランド代表を98-88で破った試合や、カーボベルデ代表に80-71で勝利してパリ2024オリンピック出場権を獲得した試合も沖縄アリーナで行われています。
普段キングスが戦っている場所が、世界大会や日本代表の歴史的な試合の舞台にもなりました。
キングスと沖縄のつながり
キングスは沖縄市をホームタウンとしていますが、活動は沖縄市だけではありません。
クラブ創設後、石垣島でホームゲームを開催したほか、宮古島、久米島、南大東島、北大東島など、県内各地でバスケットボール教室を開催してきました。
こうした活動を知ると、キングスが単に「沖縄にあるプロチーム」というだけではないことが分かります。
街中でキングスのユニフォームやステッカーを見かけることも珍しくありません。
私自身、キングスを応援するようになってから、それまで以上に「沖縄にプロスポーツチームがある」ということを身近に感じるようになりました。
2026年、B.LEAGUE PREMIERへ
2026年9月22日、日本のプロバスケットボールは新しい時代に入りました。
新たなトップカテゴリー「B.LEAGUE PREMIER(B.PREMIER)」が開幕。
その開幕戦を戦ったのが、
アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス
でした。
これは偶然にも、2016年9月22日のB.LEAGUE開幕戦と同じカードです。
10年後の同じ9月22日に、新しいリーグの開幕戦でも同じ2クラブが対戦しました。
2026年の開幕戦は、アルバルク東京が84-73で勝利。
キングスにとっては黒星スタートとなりましたが、bjリーグ、B.LEAGUEを経て、今度はB.PREMIERという新しい舞台での歴史が始まりました。
初めてキングスを見るなら
「バスケットボールのルールを詳しく知らないから、観戦は難しそう」
と思う方もいるかもしれません。
私自身は、最初からすべてのルールや選手を覚えてから観戦する必要はないと思っています。
好きな選手を見つけたり、応援を楽しんだり、沖縄アリーナの雰囲気を体験したり。
試合を見ているうちに、少しずつルールや選手の特徴も分かってきます。
キングスが気になった方は、まず一度試合を見てみるところから始めてみてください。
まとめ|キングスは沖縄とともに歩んできたプロバスケットボールクラブ
琉球ゴールデンキングスは、2007年に最初のシーズンを戦ってから、bjリーグ4度の優勝、B.LEAGUE優勝、天皇杯優勝、5季連続ファイナル進出などの歴史を積み重ねてきました。
2021年には沖縄アリーナが開業し、2026年からはB.PREMIERという新しい舞台へ進んでいます。
成績だけでなく、沖縄各地での活動やホームゲームの雰囲気を含めて楽しめるのが、私がキングスを応援していて感じる魅力です。
この記事を入口に、次は実際の観戦方法や現在の選手について知ってもらえればと思います。
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初めて沖縄アリーナへ行く方

沖縄アリーナまでのアクセスを知りたい方

現在の選手を知りたい方

観戦前後に食事をしたい方

主な公式参照先
B.LEAGUE公式「琉球ゴールデンキングス クラブ情報・試合記録」


B.LEAGUE公式「2026-27 B.LEAGUE PREMIER 開幕戦」




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