今回は、いつもの沖縄食堂巡りから少し離れて番外編です。
2026年8月16日、糸満市で開催された「ぜんぶ祭り2026」へ行ってきました。
ハーリーやエイサー、旗頭など沖縄各地に伝わる文化が一つの会場に集まり、夜には花火も楽しめる一日限りのお祭りです。
そして、私が今回楽しみにしていたのがグルメ。
普通のお祭りとは、屋台の顔ぶれがかなり違います。
ぜんぶ祭りとは?
ぜんぶ祭りは、沖縄各地で親しまれているハーリーやエイサー、旗頭などを、一つの会場で楽しめるイベントです。
祭りの発起人は、YouTubeなどでも活動し、サメ革を使ったレザーショップを営むカーフーカさん。
文字通り、沖縄のいろいろな「祭り」を一日に集めたようなイベントです。
しかし、ぜんぶ祭りの面白さはステージやハーリーだけではありません。
個人的にかなり魅力を感じているのが、海産物を中心とした屋台グルメです。
たこ焼きも綿あめもない?漁協が主役の屋台
祭りの屋台といえば、
「たこ焼き」
「お好み焼き」
「焼きそば」
「綿あめ」
あたりを思い浮かべます。
しかし、ぜんぶ祭りでは少し様子が違います。
会場に並ぶのは、沖縄本島だけでなく離島を含む各地域の漁協や海人たち。
マグロ、もずく、イカ、スク、車えび、大東寿司など、沖縄の海産物を使った料理がずらりと並びます。
普段はなかなか行けない離島の料理まで、糸満にいながら食べられるのも魅力。
しかも、
「来年も同じ料理が出るとは限らない」
というのが、このイベントの面白いところだと思います。
ここでしか食べられない。
もしかすると、今年しか食べられない。
そんな料理を探しながら屋台を歩いていきます。
2026年「海人大宴海」の出店者
会場には沖縄各地から漁協・海人が集まっていました。
2026年に案内されていた主な参加団体は、
- 糸満漁業協同組合
- 知念漁業協同組合
- 八重山漁業協同組合
- 池間漁業協同組合
- 南大東村漁業組合
- 久米島町漁業集落
- 石川漁業協同組合
- 全国漁業協同組合連合会
- 沖縄県漁業協同組合連合会
- 沖縄県漁協青壮年部連絡協議会
- 那覇海人「第一未来丸×希栄丸」
- 知念海人「乃姫丸」
- 糸満海人「公漁丸」
など。
一つ一つのブースを見ているだけでも面白く、
「これは食べてみたい」
という料理が次々に出てきます。
胃袋がいくつあっても足りません。
2026年は「沖縄海産総選挙」も開催
そして今年は、昨年にはなかった面白い企画も行われていました。
その名も、
沖縄海産総選挙。

会場には、本当の選挙ポスターを思わせるデザインで各漁協などが紹介されています。
さらに投票用紙まで、かなり本格的。
食べた海産グルメの中から、
「一番おいしかったもの」
を選んで投票する仕組みです。
ただ食べ歩くだけではなく、
「最後にどこへ一票入れるか」
まで考えながら食べる。
こういう遊び心は面白いですね。
まずは石川漁協×ハイサイ探偵団のグルメを楽しむ
私が最初に向かったのは、石川漁業協同組合×ハイサイ探偵団のブース。

ハイサイ探偵団のメンバーたちも実際に店頭に立ち、接客をしていました。
黄色い大きな看板に書かれているのが、
「モグロ元祖」
の文字。
今回のお目当ての一つです。
モグロ3個セット 800円
今回購入したのは、
モグロ3個セット 800円。
モグロは、マグロともずくを使った細長い天ぷらです。
こちらは昨年のぜんぶ祭りでも食べていて、今回がリピート。
特徴の一つが、その長さ。
測ったわけではありませんが、見た感じでは20cmほどありそうです。

まず一口。
昨年も食べていますが、
「今年の方が味が濃いような?」
と感じました。
表面にはスパイスがしっかり効いています。
ハイサイ探偵団オリジナルの「ハイサイスパイス」がふんだんに使われているようで、昨年より味がはっきりした印象。
あくまで私の記憶との比較ですが、
「昨年よりバージョンアップしている」
そんな感じがしました。
長いのでボリュームもありますが、スパイスが効いているので最後まで食べやすい。
昨年食べて、今年もまた購入。
もし来年もあれば、また食べてしまいそうです。
海人パフェ 1,000円
続いて購入したのが、キッチンカーで販売されていた
海人パフェ 1,000円。

名前だけ聞くとデザートのようですが、中身は海鮮丼。
透明なカップにご飯と海産物を重ねて入れた、片手で食べられるカップ海鮮丼です。
確認できた具材は、
- マグロ
- サーモン
- もずく
- とびっこ
- ねぎ
- 海苔
など。
この形が祭りではかなり便利。
丼を両手で持つ必要がなく、カップを片手にスプーンで食べられます。

サーモンにはマヨネーズ系の味も感じました。
さらに全体から少しごま油のような風味もあり、海苔や海鮮ともよく合います。
これはおいしい。
祭りなので1,000円という価格だけを見ると高く感じる人もいるかもしれません。
ただ、マグロやサーモンもしっかり入り、量も十分。
個人的には祭り価格を考えても満足感のある1,000円でした。
午前11時20分頃にはスポンサーからプレゼントも
私たちが訪れたのは午前11時20分頃。
この時、スポンサーのインフォマートさんからプレゼントもいただきました。
先着順だったのか、対象商品の購入特典だったのかまでは確認していません。
中に入っていたのは、コーヒーかすを再利用して作られたカトラリー。
これはうれしい。
しかもその場ですぐ使えるものなので、祭りとの相性もいいですね。
ちょっと得した気分になりました。
昨年より食べやすくなった会場
会場内には、座って食べられるテーブルのほか、立ったまま食べられるスペースも設けられていました。
ただ、座席はなかなか空きません。
今回は立ち食いスペースを利用しました。
私の記憶では、昨年はこの立ち食いスペースがなかったと思います。
屋台料理を買って、
「さて、どこで食べよう?」
となるイベントは意外と多いので、ちょっとしたスペースでもありがたい。
昨年と比べると、会場の使いやすさも少しずつ進化しているように感じました。
続いて南大東村漁港のグルメを楽しむ
次に購入したのは、
南大東村の大東寿司 800円。

パックには5貫入っています。
魚を漬けにして握っているので、別添えの醤油はありません。
こういう屋外イベントでは、これが意外と便利です。
風があると醤油の袋や小皿も扱いにくい。
大東寿司なら、パックを開けてそのまま食べられます。
私は大東寿司をそれほど多く食べたことはありません。
以前食べたのは、たしか沖縄自動車道の売店だったと思います。
その時の記憶と比べると、今回の大東寿司は比較的あっさりした味付け。
でも、おいしい。
濃い味ではないからこそ、
「これなら何個でも食べられそう」
と思える味でした。
そして最初は、
「祭りだし、子どもも食べるからわさびは入っていないのかな?」
と思っていました。
ところが食べてみると、ちゃんとわさびが効いています。

見た目はシンプルですが、しっかり大人向け。
あとからもう一貫食べたくなるような大東寿司でした。
続いて糸満漁港のグルメを楽しむ
続いて購入したのが、
スク唐揚げ 500円。

これも珍しいメニューです。
スクといえば沖縄では「スクガラス」が有名ですが、スクを丸ごと唐揚げにした料理は、私はほとんど見たことがありません。
以前、とある居酒屋で一度食べたことがありますが、それ以外では記憶にないほど。
個人的にはかなりのレアメニューです。
パックを開けると、小さな魚の唐揚げがたっぷり。
一匹そのまま口へ。
少しスパイスのような風味も感じます。
個人的な好みでは、
「もう少し塩気があってもいいかな」
と思いました。
ただ、一匹食べると、また一匹。

一匹が小さいこともあって、気がつけば箸が止まりません。
珍しさも含めて、こういうイベントだからこそ食べたくなる料理でした。
続いて知念漁港のグルメを楽しむ
さらに気になったのが、
フィッシュタコス 500円。

沖縄でタコスそのものは珍しくありません。
ただ、海産物を主役にしたタコスとなると、私はあまり見たことがありません。
トルティーヤの上には、揚げた魚とキャベツなどの野菜。
別添えで赤いソースが付いてきます。
最初にソースだけ少し味見。
すると、
「少し辛いかな?」
という印象でした。
そこで控えめにかけて一口。

ところが魚や野菜、トルティーヤと一緒に食べると、辛さはかなりマイルドになります。
むしろ、もう少しかけてもいい。
二口目にいく前にソースを追加しました。
揚げた魚とタコスの組み合わせも面白く、今回のような海産物イベントらしい一品です。
まだ食べたいものはある。でも胃袋が足りない
会場を歩いていると、まだまだ気になる料理があります。
特に多かったのがイカ料理。
イカ焼き、イカバター、イカ焼きそば、ソデイカなど、同じイカでも種類はさまざま。
久米島の車えび。
マグロ料理。
天丼。
もずく料理。
「もう一品くらいいけるかな?」
と思いながら見ていましたが……
さすがにお腹いっぱいです。
モグロ。
海人パフェ。
大東寿司。
スク唐揚げ。
フィッシュタコス。
少しずつ食べたつもりでも、これだけ食べれば十分。
ぜんぶ祭りで「ぜんぶ食べる」のは、さすがに無理でした。
食べ歩いている間、海ではハーリーが大盛り上がり
私が屋台グルメを満喫している頃、海ではハーリー大会も盛り上がっていました。

実は私は、ハーリー大会そのものをほとんど見たことがありません。
育った地域では、それほどハーリーが盛んな印象がなかったことも理由の一つだと思います。
そんな私が今回見ていて印象に残ったのが、参加者の幅広さでした。

外国人参加者の姿も多く、大人と子どもが一緒に参加しているように見えるチームもあります。
参加者はそれぞれオリジナルのチームTシャツを着て、専用テントで出番を待っていました。
一般的なハーリー大会にも、こうしたチームが参加しているのかは私には分かりません。
ただ、初めてに近い感覚でハーリーを見た私には、かなり新鮮な光景でした。
沖縄の伝統文化を楽しみながら、国籍や年齢に関係なく多くの人が一緒に参加している。
「ぜんぶ祭り」の“ぜんぶ”には、
沖縄のぜんぶだけではなく、もっと広い意味の“ぜんぶ”もあるのかもしれない。
そんなことも少し感じました。
この雰囲気が、これからさらに広がっていけば面白いと思います。
支払い方法は現金またはau PAY
会場で確認できた支払い方法は、
現金またはau PAY。
各ブースにはau PAYの案内も掲示されており、2026年8月16日限定のキャンペーン案内も出ていました。
私は今回、すべて現金払い。
イベント会場ということもあり、どちらでも支払えるように現金を用意しておくと安心だと思います。
最後は「沖縄海産総選挙」に清き一票
いろいろ食べたところで、最後は今回の新企画、

沖縄海産総選挙。
投票用紙も、本当の選挙を意識した作りになっています。
食べた料理を思い返してみます。
モグロ。
海人パフェ。
大東寿司。
スク唐揚げ。
フィッシュタコス。
珍しさで選ぶか。
コスパで選ぶか。
もう一度食べたいもので選ぶか。
迷いましたが、今回はシンプルに、
「今日、一番おいしかったもの」
を基準に選びました。
そして、ちゃんと一つに決めて、
清き一票を投じてきました。
どの料理に入れたのかは……。
今回は秘密にしておきます。
ゆん太の満足度
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 味 | ★★★★★ 5 |
| ボリューム | ★★★★★ 5 |
| 価格 | ★★★★★ 5 |
| 接客 | ★★★★★ 5 |
| 利用しやすさ | ★★★★★ 5 |
| 再訪したい度 | ★★★★★ 5 |
総合満足度:100点/100点
今回に関しては、すべて5。
一つの店を評価する通常の記事とは少し意味が違いますが、「ぜんぶ祭りで海産グルメを楽しむ」という体験全体への満足度として評価しました。
普段なかなか食べられない料理が集まり、価格も手を出しやすいものが多い。
モグロのように昨年から再び食べた料理もあれば、スク唐揚げやフィッシュタコスのように珍しさで選んだ料理もあります。
さらにハーリーや海産総選挙まで楽しめたことを考えると、今回は文句なしでした。
ゆん太のひとりごと
昨年食べたモグロを今年も食べ、さらに新しい料理にも出会えました。
でも、今回食べられなかった料理の方が圧倒的に多いです。
来年も開催されるなら、
「今年食べられなかった一品を食べに行く」
という楽しみがすでに残っています。
毎年同じ料理があるとは限らない。
それも、この祭りの面白さかもしれません。
そしてグルメだけではなく、海ではハーリーが行われ、いろいろな人が一緒になって祭りを楽しんでいる。
食べることが目的で来ましたが、最後には
「ぜんぶ祭りって、こういう雰囲気も含めて“ぜんぶ”なんだな」
と感じました。
まとめ|海産グルメ好きなら一度は行ってみてほしい祭り
ぜんぶ祭り2026は、ハーリーやエイサーなど沖縄らしい文化を楽しみながら、県内各地の海産グルメを一度に味わえるイベントでした。
普通の祭りの屋台とはかなり違います。
マグロ。
もずく。
スク。
イカ。
車えび。
大東寿司。
それぞれの地域の海産物が料理になって並びます。
「沖縄の魚料理をいろいろ食べてみたい」
「普段見かけない料理を食べたい」
「家族で沖縄らしい祭りを楽しみたい」
という人には、かなり面白いイベントだと思います。
個人的には、来年も開催されるなら再訪したい祭りの一つになりました。
来年は、もう少し胃袋に余裕を持たせて参加したいですね。
ぜんぶ祭り2026 開催情報
イベント名:ぜんぶ祭り2026
開催日:2026年8月16日
会場:糸満漁港北区
エリア:沖縄県糸満市
主な内容:ハーリー、エイサー、旗頭、海産グルメ、沖縄海産総選挙、花火など
支払い方法:現金・au PAY
飲食スペース:テーブル席・立ち食いスペースあり
※イベント内容や出店メニュー、価格、支払い方法などは2026年8月16日の訪問時点のものです。
FAQ
ぜんぶ祭りではどんな料理が食べられる?
沖縄本島や離島の漁協・海人による海産物料理が中心です。2026年はマグロ、もずく、イカ、スク、車えび、大東寿司など、地域色のある料理が並んでいました。
支払い方法は?
2026年の会場では、現金とau PAYの利用を確認しました。私は今回すべて現金で支払いました。
会場で座って食べられる?
テーブル席のほか、立ち食い用のスペースも用意されていました。ただし昼前でも座席は埋まりやすかったので、立って食べることも想定しておくと利用しやすいと思います。
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