私は定期的に通っている場所があります。
それが八重瀬町具志頭にある「南の駅やえせ」。

一般的な道の駅といえば、その地域で採れた野菜や特産品がずらっと並んでいるイメージがあります。
もちろん南の駅やえせにも、八重瀬町産の野菜や卵、加工品などが販売されています。
ただ、私がここへ通う理由はそれだけではありません。
店内には全国各地の醤油やドレッシング、ジャムなどの調味料が豊富に並んでいるんです。
公式でも、地元の野菜や果物をよりおいしく楽しむため、国内外の調味料を数多く取り扱っていると紹介されています。八重瀬町観光物産協会
醤油だけでも、
「こんなのあるんだ」
と思う商品がたくさん。
特に買う予定がなくても、見て回るだけで楽しい場所です。
ただ、私が普段ここへ来るのは日曜日。
そんな私が、
「一度だけ平日に行きたい」
と思っていた理由がありました。
それが、
月・水・金限定の「究極のたまごかけごはん」
です。
仕事があるので、なかなか曜日が合わない。
ところがある日、
「あれ?祝日の月曜日なら行けるんじゃない?」
と気づきました。
これは行くしかありません。
駐車場に着いた瞬間、今日はあると確信
祝日の月曜日。
南の駅やえせへ到着すると、まず目に入ったのが、

「究極のたまごかけごはん」
ののぼり。
よし。
今日はある。
この時点で目的の半分は達成したような気分です。
曜日によって変わる店内キッチン
たまごかけごはんを販売しているのは、南の駅やえせ店内のショップ。
訪問時には黒板に曜日ごとの担当が書かれていました。

曜日によって担当するお店が変わり、それぞれ特徴のある料理や弁当などが販売されているようです。
これも南の駅やえせへ定期的に通いたくなる理由のひとつ。
同じ場所でも曜日によって違う料理に出会えます。
今回の目的はもちろん、
「究極のたまごかけごはん」350円。
八重瀬町産の濃厚卵+18種類の醤油

案内を見ると、使用しているのは八重瀬町の新屋養鶏場の濃厚生卵。

さらに面白いのが、
好きな醤油を18種類から選べること。

これは迷います。
店内には普段から数多くの醤油が並んでいますが、その特徴を実際のたまごかけごはんで試せるわけです。
悩んだ末、最初に選んだのは、
トリュフ醤油。
注文してから5分弱。
蓋付きの容器に入った、たまごかけごはんを受け取りました。
外のイートインスペースで実食
今回は施設の外にあるテーブル席でいただきます。

蓋を開けると、

卵、花かつお、ごま。
そして選んだトリュフ醤油の香り。
まず一口。
……
これは、おいしい。
一口食べた時点で、かなり気に入りました。
濃厚な卵だけではありません。
専用の花かつおの旨み。
ごまの香ばしさ。
そこにトリュフ醤油の風味。
単純な「卵+醤油+ご飯」ではなく、それぞれの素材が重なっています。
たしかに材料だけを考えれば、自宅でも作れます。
でも、
- 八重瀬町産の卵
- 花かつお
- ごま
- さまざまな醤油
を全部そろえるとなると、それなりに大変。
しかも350円で味わえる。
さらに、
「この醤油おいしいな」→そのまま店内で買える
という流れにもなります。
これは、かなり面白い仕組みだと思いました。
1杯で終わる予定が……うに醤油でもう一杯
食べながら、次に気になった醤油があります。
うに醤油。

「次回来たときに食べようかな」
と思いました。
でも、次に月・水・金へ来られるのはいつになるか分かりません。
……
なら今食べればいい。
食べ終わった直後、そのまま2杯目を注文しました。
今度はうに醤油。
同じ卵。
同じご飯。
同じ花かつおとごま。
それなのに醤油を変えるだけで、印象がかなり変わります。
トリュフ醤油とはまた違う旨み。
「どちらがおいしい?」
と言われても難しい。
どちらもおいしい。
だからこそ、別の醤油も試してみたくなります。
18種類全部試したくなる人もいるかもしれません。
さすがに1日では無理ですが。
少し気になったのは注文時
料理自体にはかなり満足しました。
ただ、ひとつだけ気になったところもあります。
訪問時は店員さんが忙しそうで、少し声を掛けづらい雰囲気でした。
私自身、
「今声を掛けて大丈夫かな?」
と思い、10分ほど様子を見ていました。
少し落ち着いたところで注文。
もちろん混雑状況やタイミングにもよると思いますが、初めて来た人の場合、
「ここで注文していいのかな?」
と迷う可能性はありそうです。
逆にいえば、注文方法がもう少し分かりやすく表示されていると、さらに利用しやすく感じます。
日曜日には「カンダバーじゅーしー」に出会いました
ここからは別日に訪問した時の話です。
私は南の駅やえせへ定期的に来ているので、日曜日にも立ち寄ります。
その日に見つけたのが、

カンダバーじゅーしー 550円。
調理場で作られたものが、そのまま出来たての弁当として販売されていました。
周辺には、まだ調理したばかりのようないい香り。
カンダバーとは、サツマイモの葉。
沖縄では汁物や炒め物、じゅーしーなどに使われます。
季節によって出回る食材なので、いつでも食べられるものではありません。
私はこのカンダバーが昔から好きです。
子どもの頃、自宅でも食べていました。
ただ、お店で売られているものを見つける機会はそれほど多くありません。
見つけた以上、買わない理由はありません。
出汁の旨みが強い雑炊タイプのじゅーしー
こちらも外のイートインスペースでいただきました。

一口食べると、
まず感じたのが出汁の旨み。
しっかり味が染みています。
カンダバーの風味に加えて、少し入った豚肉の食感もいい。
自宅で食べていたカンダバーじゅーしーも好きでした。
しかしこれは、
それをかなり上回るおいしさ。
これまで購入した雑炊タイプのじゅーしーの中では、個人的に一番好きかもしれません。
ただし、ここは少し補足。
沖縄の「じゅーしー」には大きく分けると、
炊き込みご飯タイプと
雑炊のようなタイプ
があります。
今回の評価は、あくまで雑炊タイプのじゅーしーの中での個人的な感想です。
調味料が充実しているから総菜もおいしい?
南の駅やえせは、とにかく調味料が豊富。


醤油だけではなく、ドレッシングやジャムなどもたくさん並んでいます。
公式でも、国内外の調味料や八重瀬町産のジャムなどを多数販売していることが紹介されています。八重瀬町観光物産協会
これだけ調味料が充実している施設だから、
「販売されている総菜も出汁や味付けがおいしいのかな?」
と思ってしまいます。
もちろん、これは私の想像です。
実際に同じ調味料が使われているかどうかは分かりません。
ただ、おいしい総菜を食べたあと店内の調味料を見ると、
「これも試してみようかな」
という気持ちになるのは確かです。
南の駅やえせの店舗詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 南の駅やえせ |
| 住所 | 沖縄県島尻郡八重瀬町字具志頭659 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 毎月第3火曜日・旧盆・年始 |
| 電話番号 | 098-851-3824 |
| 駐車場 | 普通車60台・大型バス4台 |
| 今回の目的 | 究極のたまごかけごはん |
| 価格 | 350円 |
| 販売日 | 訪問時は月・水・金 |
| イートイン | 屋外テーブルあり |
営業時間・休館日・駐車場については、八重瀬町観光物産協会の公式情報を確認しています。八重瀬町観光物産協会
「究極のたまごかけごはん」の販売曜日・価格・内容は今回の訪問時に現地で確認したものです。 曜日や内容は変更される可能性があるため、目的にして訪問する場合は現地案内や公式SNSを確認してください。
南の駅やえせは「地元野菜中心の道の駅」とは少し違う
南の駅やえせにも、八重瀬町産の野菜や果物、卵などは販売されています。公式でも地元農家の野菜や果物、八重瀬町産の卵などを取り扱っていることが案内されています。八重瀬町観光物産協会
ただ、私が利用して感じる特徴は、
一般的な産直施設よりも調味料や加工食品の存在感が大きいこと。
野菜だけを大量に買いたい人には、他の直売所の方が向いている場合もあると思います。
一方、
- 珍しい醤油を探したい
- ドレッシングを選びたい
- 沖縄土産を見たい
- 地元の卵を買いたい
- 曜日限定の総菜を楽しみたい
という人には、かなり面白い施設です。
まとめ
定期的に通っている南の駅やえせ。

今回は、以前から気になっていた月・水・金限定の「究極のたまごかけごはん」を、祝日の月曜日を利用してようやく食べることができました。
八重瀬町産の濃厚卵に、花かつおとごま。
そして18種類から選べる醤油。
最初はトリュフ醤油。
あまりのおいしさに、その場でもう一杯。
2杯目はうに醤油。
同じたまごかけごはんでも、醤油ひとつでここまで印象が変わるのは面白い体験でした。
そして別日に食べたカンダバーじゅーしーも印象的。
曜日や季節によって並ぶ料理が変わるからこそ、
「次は何があるんだろう?」
と、また行きたくなります。
ただ買い物をするだけではなく、調味料を見て、食べて、気に入った商品を探す。
南の駅やえせは、そんな楽しみ方ができる場所だと思います。
ひとりごと
生卵かけごはん。
家で作れば安い料理です。
最初は350円と聞いて、
「まあ、卵かけごはんだからね」
くらいに思っていました。
でも食べてみると、
卵だけではありません。
花かつお。
ごま。
そして醤油。
これだけで、いつもの卵かけごはんとはまったく違う。
しかも気になった醤油を、そのまま店内で買える。
これは危険です。
次はどの醤油にしようか。
まだ16種類残っています。
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