はいさい。琉球ゴールデンキングスを応援している、ゆん太です。
私は2025-26シーズン、琉球ゴールデンキングスの試合を、現地観戦またはバスケットLIVEでレギュラーシーズン全試合リアルタイムで観戦しました。
その中で、シーズンを通して一つ気になっていたことがあります。
それが、
3Pシュートです。
「今日は外が入らないな……」
と思う試合が何度もありました。
さらに一度3Pが外れ始めると、なかなか次の1本が決まらない。
逆に3Pがよく入った日は、キングスらしい勢いのあるバスケットになっているようにも感じました。
もう一つ気になっていたのが2連戦です。
「GAME1で3Pがよく入って勝った翌日は、なぜかGAME2で入らなくなることが多くないか?」
これもシーズン中、何度も感じていました。
ただし、ここまではあくまで試合を見ていた私自身の印象です。
本当にそうだったのでしょうか?
そこで2026-27シーズンが始まる前に、2025-26シーズンのレギュラーシーズン60試合を改めて確認。
今回は成功率だけではなく、
誰が3Pを打ったのか、成功・失敗、連続失敗、勝敗との関係、そして選手ごとのシュートエリア
まで調べてみることにしました。
さらに26-27シーズンの新加入選手についても、前所属チームでのショットチャートを確認。
すると、「キングスは3Pが弱かった」という一言だけでは見えなかった、かなり面白い特徴が出てきました。
- 最初に|ショットチャートの数字だけでは選手を評価できない
- まず基本データ|25-26キングスの3Pは31.4%
- 3Pが入った日のキングスは、やはり強かった
- それ以上に気になった「外れ始めると止まらない」
- その悪い流れを止めたのは誰だった?
- GAME1で入りすぎると、翌日は入らない?
- では「どこから打つか」はどうだった?
- 継続組のエリア別3P
- 小野寺の「45.0%→17.3%」は面白い
- 松脇は右コーナー40%
- そして26-27、新加入組が面白い
- ラベナ|「弱点がない」より「右ウイングの再現性」に注目
- ジェレット|本当に「左の救世主」になるかもしれない
- ヌワバ|32.2%だけを見るともったいない
- 大浦は「29.1%の選手」だけではない
- 退団選手も忘れてはいけない|ローとドットソンの3Pは大きかった
- それでも26-27の「配置」はかなり面白そう
- 3P改善はクーリーにも影響する
- 26-27で私が見る「5つの数字」
- まとめ|26-27で見たいのは「入るチーム」より「外れ続けないチーム」
最初に|ショットチャートの数字だけでは選手を評価できない
今回の記事では、B.LEAGUE公式サイトで公開されている2つのデータをもとに、琉球ゴールデンキングスの3Pシュートを分析しました。
1つ目は、コートを左コーナー・左ウイング・トップ・右ウイング・右コーナーの5つのエリアに分けて見る「ショットチャート」。
そして2つ目は、琉球ゴールデンキングス全試合のテキスト速報です。試合をさかのぼり、各選手が「どの時間帯に、どのような試合展開で3Pを打ち、成功・失敗したのか」まで確認しました。
単純に「3P成功率○%」を見るだけではなく、どこから打っているのか、どんな場面で打っているのか。
この2つの公式データを組み合わせることで、数字だけでは見えにくいキングスの3Pの特徴を掘り下げていきます。
ただし、最初に書いておきたいことがあります。
3P成功率は、単純にその選手の「シュート力」だけで決まるものではありません。
スクリーンを誰がかけたのか。
誰がドライブしてディフェンスを収縮させたのか。
キャッチ&シュートなのか。
ドリブルからのプルアップなのか。
ショットクロックが十分残ったオープンショットなのか、残り数秒で打たされたタフショットなのか。
そして当然、所属するチームのオフェンスシステムや選手の役割も違います。
そのため、
「この場所が25%だから、この選手はここが苦手」
と数字だけで断定するつもりはありません。
特に「1/2=50%」と「29/72=40.2%」では、データとしての意味がまったく違います。
今回は成功率と同時に試投数も見ることで、傾向を探っていきます。
ショットチャートは答えではなく、
試合を見るためのヒント
くらいに考えていただければと思います。
まず基本データ|25-26キングスの3Pは31.4%
2025-26レギュラーシーズンのキングスは、
42勝18敗。
3P成功率は31.4%でした。B.LEAGUE公式でも42勝18敗、平均82.2得点、3P31.4%、平均41.6リバウンドと確認できます。
そして、この31.4%はB1全体で23位でした。
| 項目 | 25-26キングス |
|---|---|
| レギュラーシーズン | 42勝18敗 |
| 平均得点 | 82.2点 |
| 3P成功率 | 31.4% |
| 3P成功率順位 | 23位 |
| 平均リバウンド | 41.6本 |
※参照、Bリーグ公式記録
3P成功率だけ見ればリーグ下位。
それでも42勝しています。
ここがまずキングスの面白いところです。
3Pが入らなくても、
リバウンドを取る。
インサイドで点を取る。
守備で耐える。
別の方法で勝つ力がありました。
だからこそ思います。
もしそこに安定した3Pまで加わったら?
3Pが入った日のキングスは、やはり強かった
今回、60試合を1試合ずつ集計して、勝敗と3P成功率を比較しました。
結果はかなりはっきりしています。
| 勝利 | 敗戦 | |
|---|---|---|
| 試合数 | 42 | 18 |
| 平均3P成功率 | 33.8% | 26.3% |
勝った試合と負けた試合では、
約7.5ポイント
違いました。
さらに35%を基準にすると、
3P成功率35%以上
16勝3敗
勝率84.2%
35%未満
26勝15敗
勝率63.4%
もちろん、
「3Pが入ったから勝った」
と単純な因果関係を証明できる数字ではありません。
良いオフェンスができた結果、オープン3Pが増えて成功率が上がった可能性もあります。
それでも、
3Pまで決まった日のキングスは非常に強かった
とは言えそうです。
それ以上に気になった「外れ始めると止まらない」
私がシーズン中に一番気になっていたのは、成功率そのものよりこちらでした。
一度外れ始めると、
「まだ入らない……」
という時間が長い。
開幕の横浜BC戦でも、3Pを13本連続で失敗する時間帯がありました。
しかし、60試合を調べるとさらに上がありました。
シーズン最長
15本連続失敗
しかも2試合ありました。
最初は「5本連続失敗」を一つの基準にしようと思ったのですが、5本以上連続で外した試合は51/60試合。
珍しくありません。
そこで連続失敗数を調べていくと、興味深い境目が出てきました。
| 最大連続失敗 | 該当試合数 |
|---|---|
| 5本以上 | 51 |
| 6本以上 | 40 |
| 7本以上 | 23 |
| 8本以上 | 18 |
| 9本以上 | 14 |
| 10本以上 | 11 |
| 13本以上 | 7 |
| 15本 | 2 |
そして勝敗を見ると、
8本未満
35勝7敗・勝率83.3%
8本以上
7勝11敗・勝率38.9%
かなり大きな差です。
もちろんこれも、ビハインドになったことで3Pを多投した結果、連続失敗が伸びた可能性があります。
それでも26-27シーズンを見る時には、
「5本外した」より「8本まで行ってしまった」
を、一つの危険信号として見てみたいと思います。
その悪い流れを止めたのは誰だった?
5本以上連続で3Pを外した後、次の3Pを決めた選手を調べると、
| 選手 | 5本以上の連続失敗を止めた回数 |
|---|---|
| 岸本 | 13回 |
| ロー | 10回 |
| ドットソン | 9回 |
| 松脇 | 7回 |
| 佐土原 | 5回 |
やはり、
「苦しいところで岸本」
という印象は数字にも出ていました。
ところが、先ほどの危険ラインである8本以上に限定すると、
| 選手 | 8本以上の連続失敗を止めた回数 |
|---|---|
| ドットソン | 6回 |
| 松脇 | 4回 |
| 佐土原 | 2回 |
| ロー | 2回 |
最も多かったのはドットソン。
これも今回調べて初めて気づいた数字でした。
26-27シーズンでは岸本、ロー、ドットソンがいません。
では、
新しいキングスでは「悪い流れを止める1本」を誰が決めるのか。
ここも注目です。
GAME1で入りすぎると、翌日は入らない?
これも私が確認したかったポイントです。
2連戦で、
GAME1勝利+3P成功率35%以上
だったケースは11回ありました。
そして――
11回すべて、GAME2では3P成功率が低下しました。
| 平均3P成功率 | |
|---|---|
| GAME1 | 42.7% |
| GAME2 | 25.5% |
| 差 | -17.1pt |
観戦中の印象は、かなり数字に出ていました。
ただし、
「前日に入りすぎたから翌日に外れた」
と考えるのは早いと思います。
40%を超える高い成功率は、次の試合で平均値へ戻る「平均への回帰」もあります。
そして同じ相手とのGAME2なら、相手も前日の試合を見て守り方を修正します。
それでも、
11/11で翌日低下
という結果は、25-26キングスの3Pの「再現性」を考えるうえで興味深い数字でした。
では「どこから打つか」はどうだった?
ここから選手別ショットチャートです。
今回の記事では、ショットチャートについてはすべて、
2025-26/B1リーグ戦/成功率
に条件を統一して確認しました。
まず、26-27にも残る主な選手から見ます。
継続組のエリア別3P
| 選手 | 左コーナー | 左ウイング | トップ | 右ウイング | 右コーナー |
|---|---|---|---|---|---|
| 佐土原 | 28.1% 9/32 | 31.7% 13/41 | 40.0% 4/10 | 30.0% 12/40 | 26.6% 4/15 |
| 松脇 | 22.7% 5/22 | 32.9% 27/82 | 26.4% 18/68 | 33.8% 22/65 | 40.0% 8/20 |
| 小野寺 | 17.3% 4/23 | 45.0% 18/40 | 33.3% 4/12 | 26.9% 7/26 | 28.5% 6/21 |
| 脇 | 27.2% 3/11 | 20.0% 1/5 | 0/3 | 11.1% 1/9 | 11.1% 1/9 |
ここで気になるのが左コーナーです。
佐土原28.1%。
松脇22.7%。
小野寺17.3%。
脇27.2%。
特定の1人だけではなく、複数選手で低い数字になっています。
一方で同じ左側でも、
小野寺の左ウイングは45.0%(18/40)
です。
つまり、
「左側が苦手」ではない。
エリアをもっと細かく見なければいけません。
小野寺の「45.0%→17.3%」は面白い

個人的にかなり気になったのが小野寺祥太選手。
左ウイングでは、
18/40=45.0%
ところが左コーナーでは、
4/23=17.3%
同じ左側でも大きな違いがあります。
もちろん、コーナーとウイングではシュートの作られ方が違います。
コーナーで待つセットなのか、ドライブ後のキックアウトなのか。
ディフェンスがローテーションしてきた後なのか。
これだけでは原因までは分かりません。
ただ、
「小野寺は3P31.5%」
というシーズンの一つの数字だけを見るより、ずっと面白いですよね。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|小野寺祥太 選手記録
松脇は右コーナー40%

松脇圭志選手もかなり特徴的です。
左コーナーは、
5/22=22.7%
ですが、
右コーナーは、
8/20=40.0%。
左右ウイングは32.9%と33.8%でほぼ同じなのに、コーナーでは大きな差があります。
こういう数字を見ると、26-27シーズンに、
「松脇がどこに配置されているか」
を見る楽しみも増えそうです。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|松脇圭志 選手記録
そして26-27、新加入組が面白い
2026-27シーズンのキングスには、大浦颯太、キーファー・ラベナ、デイビッド・ヌワバ、グラント・ジェレット、川真田紘也らが加わっています。現在の公式ロスターでも確認できます。
3Pというテーマで特に気になるのが、
ラベナ
ジェレット
ヌワバ
大浦
です。
ラベナ|「弱点がない」より「右ウイングの再現性」に注目
25-26のラベナは、かなりきれいなショットチャートでした。

| エリア | 25-26 |
|---|---|
| 左コーナー | 40.0%(16/40) |
| 左ウイング | 36.4%(31/85) |
| トップ | 35.9%(23/64) |
| 右ウイング | 40.4%(17/42) |
| 右コーナー | 41.1%(7/17) |
主要5エリアすべて35%以上。
最初に見た時には、
「弱点がないな」
と思いました。
ただ、24-25まで戻って確認すると少し見方が変わります。
| エリア | 24-25 | 25-26 |
|---|---|---|
| 左コーナー | 43.7% | 40.0% |
| 左ウイング | 31.1% | 36.4% |
| トップ | 19.6% | 35.9% |
| 右ウイング | 43.7% | 40.4% |
| 右コーナー | 50.0% | 41.1% |
トップは19.6%から35.9%へ大きく改善。
一方、右ウイングは、
43.7% → 40.4%
と2季連続で40%超。
こちらはかなり注目したい数字です。
つまりラベナについては、
「どこからでも完全に同じ」ではなく、特に右ウイングの安定感が面白い
と見る方がよさそうです。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|キーファ・ラベナ 選手記録
ジェレット|本当に「左の救世主」になるかもしれない
今回、一番興味を持った新加入選手がグラント・ジェレットです。

25-26を見ると、
| エリア | 25-26 |
|---|---|
| 左コーナー | 38.4%(10/26) |
| 左ウイング | 34.7%(24/69) |
| トップ | 31.7%(13/41) |
| 右ウイング | 40.2%(29/72) |
| 右コーナー | 16.6%(3/18) |
左側が比較的良い。
では、たまたま25-26だけ良かったのでしょうか?
24-25を見ると、

| エリア | 24-25 | 25-26 |
|---|---|---|
| 左コーナー | 58.3%(14/24) | 38.4%(10/26) |
| 左ウイング | 38.2%(31/81) | 34.7%(24/69) |
| トップ | 24.6% | 31.7% |
| 右ウイング | 35.3% | 40.2% |
| 右コーナー | 39.1% | 16.6% |
左コーナーを2シーズン合算すると、
24/50=48.0%。
左ウイングも、
55/150=36.7%。
かなり面白いです。
ジェレットを「左コーナー48%の選手」と単純に考えるべきではありません。
チームも役割も変わります。
ただ、
2シーズン続けて左サイドから一定の結果を残している
ことは、26-27キングスを考えるうえでかなり期待したくなる材料です。
PF登録で、外からもシュートを打てるジェレットがコートを広げられれば、インサイドにも影響します。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|グラント・ジェレット 選手記録
ヌワバ|32.2%だけを見るともったいない
25-26のデイビッド・ヌワバは3P成功率32.2%(64/199)でした。B.LEAGUE公式でも確認できます。

エリア別では、
| エリア | 25-26 |
|---|---|
| 左コーナー | 26.3% |
| 左ウイング | 27.5% |
| トップ | 35.2% |
| 右ウイング | 34.6% |
| 右コーナー | 45.4% |
ところが24-25のB1全体成功率は36.8%(60/163)でした。
つまり、
「ヌワバ=32%台の3P選手」
と決めつけるのも違いそうです。
そして何より、ヌワバの価値は本人の3Pだけではありません。
25-26は平均20.7得点、2P成功率63.3%。リングへ強くアタックできる選手です。
ヌワバがドライブ。
ディフェンスが寄る。
外へキックアウト。
そこからラベナ、ジェレット、松脇などが3P。
本人の3P成功率以上に、周囲の3Pをどう変えるか。
私はここに期待しています。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|デイビット・ヌワバ 選手記録
大浦は「29.1%の選手」だけではない
大浦颯太選手も面白いです。

25-26だけ見るとトップは、
21/72=29.1%。
ところが24-25は、

46/109=42.2%。
109本打って42.2%。
これはかなり意味のある数字です。
| エリア | 24-25 | 25-26 |
|---|---|---|
| 左コーナー | 37.5% | 14.2% |
| 左ウイング | 31.9% | 26.6% |
| トップ | 42.2% | 29.1% |
| 右ウイング | 35.8% | 32.7% |
| 右コーナー | 50.0% | 40.0% |
左コーナーは25-26に14.2%でしたが、14本しか打っていないので、
「左コーナーが絶対的な弱点」
とまでは言えません。
むしろ個人的には、
トップ42.2%だった24-25の大浦が、26-27にどこまで戻るのか
の方に注目しています。
※シーズン成績参照:B.LEAGUE公式|大浦颯太 選手記録
退団選手も忘れてはいけない|ローとドットソンの3Pは大きかった
新加入選手の数字を見ると期待したくなります。
ただし、
「選手が入れ替わったから3Pは絶対改善する」
という話ではありません。
特に退団したヴィック・ロー、デイミアン・ドットソンは高確率のエリアを持っていました。
ドットソンは右ウイングで、
27/56=48.2%。
ローも左右ウイングやコーナーから高い数字を残しています。
さらに岸本はシーズンを通して非常に多くの3Pを打っていました。
つまり26-27では、
昨季誰かが打っていたシュートが、そのまま新加入選手へ移るわけではありません。
誰がボールを持つのか。
誰がスクリーンを使うのか。
誰がコーナーへ下がるのか。
ロスター変更によってオフェンスそのものが変わります。
だからこそ、成功率だけを単純に足し引きして、
「26-27は○%になる」
とは予測できません。
それでも26-27の「配置」はかなり面白そう
ショットチャートだけを見て遊びとして考えるなら、私はこんなところに注目したいです。
| エリア | 注目したい選手 |
|---|---|
| 左コーナー | ジェレット、ラベナ |
| 左ウイング | 小野寺、ラベナ、ジェレット |
| トップ | 大浦、ラベナ |
| 右ウイング | ラベナ、ジェレット、ヌワバ |
| 右コーナー | 松脇、ラベナ |
もちろん、
「この5人をこの場所に立たせればいい」
という話ではありません。
バスケットは止まって行う競技ではないからです。
スクリーン。
カット。
ドライブ。
ピック&ロール。
トランジション。
ディフェンスのローテーション。
その中で選手の位置は次々変わります。
ただ、
「この選手がこの位置でフリーになったら面白い」
という見方はできます。
これだけでも26-27の試合を見る楽しみが増えそうです。
3P改善はクーリーにも影響する
そして3Pの改善は、
3Pの得点だけの話ではありません。
外のシュートが入れば、相手ディフェンスは外まで守らなければいけません。
ジェレットが外に立つ。
ラベナを簡単には離せない。
大浦にも高い位置まで出なければならない。
ヌワバのドライブも警戒する。
そうなれば、
ペイント内のスペースが広がります。
そこにはジャック・クーリーがいます。
つまり3Pが改善すれば、
3Pが増える → 得点が増える
だけではなく、
アウトサイドが広がる → インサイドが使いやすくなる
という波及効果も期待できます。
逆にクーリーがインサイドで強さを見せれば、相手が中へ寄り、外が空く。
3Pは単独で存在するものではありません。
26-27で私が見る「5つの数字」
今回60試合とショットチャートを調べたことで、26-27シーズンにチェックしたい項目が決まりました。
| チェックする数字 | 25-26 |
|---|---|
| チーム3P成功率 | 31.4% |
| リーグ順位 | 23位 |
| 3P35%以上時の勝率 | 84.2% |
| 最長連続失敗 | 15本 |
| 8本以上連続失敗 | 18試合 |
特に私は、
チーム3P成功率そのものより、「8本以上連続失敗」がどれだけ減るか
を見てみたいです。
平均成功率が多少上がらなくても、
「悪い時間が短くなる」
だけで試合内容はかなり変わるかもしれません。
まとめ|26-27で見たいのは「入るチーム」より「外れ続けないチーム」
今回の分析を始めた理由は、
「キングスって3Pが入らないよな……」
という、シーズンを見ていた自分自身の印象でした。
実際、25-26シーズンは31.4%。
リーグ23位でした。
しかし60試合を1本ずつ見ていくと、問題は平均成功率だけではありませんでした。
3Pが35%以上入った試合では、
16勝3敗。
一方、8本以上連続で外した試合では、
7勝11敗。
そしてGAME1で35%以上決めて勝った11ケースでは、
11回すべて翌日に成功率が低下。
さらに選手別のショットチャートを見ることで、
同じ選手でも打つ場所によって、かなり数字が違う
ことも分かりました。
26-27シーズンには新しい選手が加わります。
2シーズン続けて左側で興味深い数字を残しているジェレット。
右ウイングで2季続けて40%を超えているラベナ。
本人の3P以上に、強烈なドライブで周囲のシュートを作る可能性があるヌワバ。
そして前年にはトップから109本打って42.2%を記録した大浦。
新しいロスターは、25-26とは違う3Pの作り方を見せてくれるかもしれません。
ただし、数字は数字です。
前年40%だった場所から、キングスでも40%入る保証はありません。
スクリーンをかける選手。
パスを出す選手。
ディフェンスを引きつける選手。
その全員がいて、初めてオープン3Pが生まれます。
だから26-27シーズンは、
「誰が何%決めたか」
だけではなく、
「どうやって、その3Pを作ったのか」
まで見てみたいと思います。
そしてシーズン終了後。
今回と同じ方法でもう一度数字を調べ、
25-26からキングスの3Pは本当に改善したのか。
答え合わせをしてみたいと思います。
今回のデータについて
※本記事のレギュラーシーズン60試合の連続成功・失敗、勝敗別成功率、GAME1・GAME2比較などは、B.LEAGUE公式の試合記録をもとに独自に集計しています。
※選手別シュートエリアはB.LEAGUE公式ショットチャートの「2025-26/B1リーグ戦/成功率」を確認して作成しました。
※アンドリュー・ランダル選手はシーズン途中に琉球加入・退団後、別クラブへ移籍したため、年間ショットチャートから琉球在籍時だけを切り分けられず、エリア別分析から除外しています。
※平良宗龍選手は25-26シーズンに琉球のB1リーグ戦へ出場していないため、今回の分析対象外としています。
※26-27の現ロスターについてはクラブ・B.LEAGUE公式の選手情報を確認しています。
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