【琉球ゴールデンキングス】日本籍選手の来季課題を分析|岸本隆一退団後の得点力と新外国籍・帰化枠を予想

琉球ゴールデンキングス日本人選手 選手について

こんにちは、ゆん太です。

2026-27シーズンへ向けて、琉球ゴールデンキングスの編成が少しずつ見えてきました。

特に大きいのは、長年キングスを支えてきた岸本隆一選手の退団です。

キングスにとって岸本選手は、単なるベテランガードではありませんでした。

勝負どころで3Pを沈める力、フリースローで確実に得点を取る力、流れが悪い時間帯に一本で空気を変える力。

数字以上に大きな存在でしたが、今回はあえて数字を使いながら、現時点の日本籍選手の構成と来季の課題を整理していきます。

あわせて、来季の外国籍選手・帰化選手の新契約についても、断定ではなく「チーム編成上、どういうタイプが必要になりそうか」という目線で予想してみます。

※この記事の成績は、Bリーグ公式25-26のデータをもとに整理しています。
※記事の内容は個人の感想となります。


2025-26シーズン在籍日本籍選手の成績一覧

まずは、2025-26シーズンに在籍していた日本籍選手の数字を整理します。

この表を見ると、やはり岸本隆一選手の存在感がかなり大きいです。

岸本選手は得点で649点。日本籍選手の中では圧倒的な得点源でした。

さらに、3P成功数111本、FT成功率86.8%。
単純な得点数だけでなく、3Pとフリースローという「効率よく点を取れる武器」を持っていたことが大きな特徴です。

キングスは外国籍選手のインサイド、リバウンド、ディフェンスが強みのチームですが、日本籍選手が外から確率よく得点できるかどうかで、オフェンスの広がりは大きく変わります。

その意味で、岸本選手の退団はかなり大きな変化です。


来季メンバーの成績一覧

次に、現時点で来季メンバーとして考えられる日本籍選手の成績を整理します。

来季メンバーを見ると、新加入の大浦颯太選手の数字がかなり重要になります。

大浦選手は得点463点。
3P成功数82本、FT成功率82.4%という数字を見ると、岸本選手退団後の日本籍得点源として、最も期待したい選手になるのは自然な流れだと思います。

もちろん、岸本選手のように「ここで決める」という勝負強さまで同じように求めるのは簡単ではありません。

ただ、大浦選手はPGとしてゲームを作りながら、自分でも得点できるタイプです。

キングスのオフェンスにおいては、単なるボール運び役ではなく、ピック&ロールからの判断、外角シュート、ドライブ、キックアウトまで含めて、かなり大きな役割を担う可能性があります。


在籍メンバーと来季メンバーの比較

全体の数字を比較すると、来季メンバーは人数が減っているため、単純な合計得点では在籍メンバーを下回ります。

数字だけ見ると、来季メンバーはFG成功率37.9%、2P成功率48.4%、eFG%46.2%で、在籍メンバーよりも効率は少し上がっています。

一方で、3P成功数は334本から270本へ減少。
岸本選手の111本が抜ける影響は、やはり大きいです。

特に岸本選手は、3Pだけでなくフリースローでも118本を成功させています。
FT成功率86.8%という数字は、接戦の終盤で非常に頼れる武器でした。

来季のキングスは、「誰が岸本選手の得点をそのまま埋めるのか」というよりも、

・大浦選手が主力ガードとして得点とゲームメイクを増やす
・松脇選手が3P成功率を上げる
・脇選手が外角とフリースローを改善する
・佐土原選手が日本籍フォワードとしてさらに得点関与を増やす
・小野寺選手が守備だけでなく要所の3Pで貢献する

このように、複数人で穴を埋める形になると考えています。


岸本隆一選手退団で必要になる「高確率の日本籍得点源」

岸本選手の退団で一番大きいのは、単純な得点数よりも「計算できる得点」が抜けることです。

岸本選手の数字を見ると、

・得点649点
・3P成功111本
・3P試投354本
・FT成功118本
・FT成功率86.8%

という内容です。

3Pの成功率は31.4%ですが、試投数が多く、相手に常に警戒される選手でした。
さらに、ファウルをもらった後のフリースロー成功率が高いので、試合終盤でも安心してボールを預けられる存在でした。

来季の日本籍選手に求められるのは、派手な得点力だけではありません。

「この場面ならこの選手に打たせたい」
「この選手ならフリースローを決めてくれる」
「この選手が外にいるから、外国籍選手のインサイドが空く」

そう思える選手を、どれだけ増やせるかが大事になります。

その第一候補は、やはり大浦颯太選手になると思います。


大浦颯太選手は岸本選手退団後の第一候補になるのか

大浦選手の数字を見ると、得点463点、3P成功82本、FT成功率82.4%。

岸本選手の得点649点には届かないものの、来季メンバーの中では佐土原選手の382点を上回っており、日本籍選手の得点源としては非常に重要な存在です。

特に注目したいのは、3P試投282本という数字です。

これは「外から打てるPG」であることを示しています。
キングスはクーリー選手を中心にインサイドの強さを出すチームなので、PGが外から打てることはかなり重要です。

相手がスクリーンの下を通れば3P。
前に出てくればドライブやパス。
インサイドにヘルプが寄れば外国籍選手へ合わせる。

大浦選手がこの役割を高いレベルでこなせるかどうかは、来季のオフェンスの完成度に直結しそうです。

ただし、課題もあります。

3P成功率は29.1%。
悪い数字ではありませんが、岸本選手のように相手が強く警戒するシューターとして考えるなら、もう少し成功率を上げたいところです。

特にキングスでは、プレーオフやEASLなど強度の高い試合が多くなります。
レギュラーシーズンだけでなく、勝負どころで決め切れるか。
そこが大浦選手に期待したいポイントです。


脇真大選手の課題は3Pとフリースロー

個人的に、来季もっとも伸びしろを感じる日本籍選手の一人が脇真大選手です。

脇選手は身長193cmのSGで、サイズがあり、フィジカルもあります。
2P成功率は47.2%で、リングへ向かう力は十分にあります。

ただ、数字を見ると課題ははっきりしています。

・3P成功率15.4%
・FT成功率56.5%

この2つは、来季に向けて大きく改善したいポイントです。

脇選手は3P比率が19.3%と低く、現時点では外角よりもアタック寄りの選手です。
それ自体は悪くありませんが、相手から見て「外は打たせてもいい」と判断されると、ドライブのスペースも狭くなってしまいます。

3P成功率が30%前後まで上がってくると、かなり見え方が変わります。

そして、もう一つ大事なのがフリースローです。

脇選手はFT試投85本と、来季メンバーの中でも多くフリースローを獲得しています。
つまり、リングへ向かってファウルをもらう力はあります。

だからこそ、FT成功率56.5%はもったいない数字です。

もしこれが70%台まで上がれば、得点期待値はかなり変わります。
終盤にコートに置きやすくなるという意味でも、フリースロー改善は大きなテーマになりそうです。


松脇圭志選手は3P成功率アップが最大の鍵

松脇圭志選手は、来季も日本籍シューターとして重要な存在です。

数字を見ると、3P成功80本、3P試投257本。
3P比率は79.8%と非常に高く、ほとんどのシュートが3Pです。

つまり、松脇選手の価値はかなり明確です。

外から決めること。

ただし、3P成功率は31.1%。
もちろん簡単なシュートばかりではありませんし、マークされる中で打つ場面も多いと思います。

それでも、岸本選手が抜けた来季は、松脇選手の3P成功率がチームのオフェンスに与える影響はさらに大きくなります。

もし35%前後まで上がれば、相手の守り方は変わります。
クーリー選手や新外国籍選手がインサイドで勝負するスペースも広がります。

来季の松脇選手には、「本数を打てるシューター」から「相手が絶対に離せないシューター」への進化を期待したいです。


佐土原遼選手は日本籍フォワードの柱になれるか

佐土原遼選手は、来季メンバーの中で非常に大きな存在です。

得点382点。
2P成功率55.9%。
eFG%50.9%。

日本籍選手の中では、かなり効率よく得点できている選手です。

ポジションもSF/PFで、サイズは192cm。
キングスにとって、日本籍で3番・4番をこなせる選手はとても貴重です。

来季の外国籍・帰化枠の編成を考えるうえでも、佐土原選手の成長はかなり重要になります。

もし佐土原選手が3番・4番で安定してプレータイムを伸ばせるなら、外国籍選手の組み合わせにも幅が出ます。

逆に、日本籍フォワードの層が薄いままだと、外国籍選手に3番・4番の役割を強く求める必要が出てきます。

佐土原選手は、得点だけでなく、リバウンド、フィジカル、ディフェンス面でもさらに存在感を出してほしい選手です。


山内盛久選手はプレータイムを増やせるか

山内盛久選手は、キングス復帰となる選手です。

ただ、直近シーズンの数字を見ると、得点62点、FG試投64本、3P試投41本。
プレータイムが限られていたことが数字にも表れています。

山内選手に期待したいのは、数字以上に「試合を落ち着かせる力」だと思います。

キングスは強度の高い試合が多く、相手のプレッシャーも強くなります。
そういう時間帯に、無理に攻め急がず、チームを落ち着かせるガードは必要です。

ただし、来季のロスターを考えると、PGには大浦選手、小針選手、小野寺選手もいます。
山内選手がプレータイムを増やすには、ゲームコントロールだけでなく、ディフェンス強度や3Pの確率も求められそうです。

3P成功率は29.3%。
ここが30%台中盤に近づいてくると、起用しやすさはかなり変わると思います。


川真田紘也選手の加入で日本籍ビッグマンの厚みは増す

川真田紘也選手の加入は、かなり大きいです。

数字を見ると、FG成功率60.3%、2P成功率61.0%、FT成功率84.4%。
試投数は多くないものの、インサイドで高確率に得点でき、フリースローも高い確率で決められる選手です。

日本籍ビッグマンとして、204cmのサイズがあることも大きな魅力です。

クーリー選手が5番に入る時間が多くなると考えると、川真田選手はバックアップセンターとしても、状況によってはサイズを出したい時間帯の選択肢としても重要になります。

ただし、川真田選手は3Pを打つタイプではありません。
そのため、川真田選手を起用する時間帯は、周りの選手がどれだけ外から決められるかが重要になります。

大浦選手、松脇選手、小野寺選手、佐土原選手、脇選手の外角精度が上がれば、川真田選手のインサイドもより活きてくるはずです。


来季の日本籍選手の課題まとめ

来季の日本籍選手の課題をまとめると、次のようになります。

1. 岸本選手の得点を一人で埋めようとしないこと

岸本選手の得点649点、3P成功111本、FT成功118本は簡単に埋まりません。

大浦選手が第一候補になるのは間違いないと思いますが、大浦選手だけに背負わせるのではなく、複数人で分担する必要があります。

2. 松脇選手の3P成功率アップ

松脇選手は3P試投257本。
本数を打てる選手だからこそ、成功率が上がればチームへの影響は大きくなります。

31.1%から35%前後まで上がれば、相手の守備はかなり変わります。

3. 脇選手の3Pとフリースロー改善

脇選手はリングへ向かう力があります。
だからこそ、FT成功率56.5%は改善したい数字です。

3Pも15.4%から少しずつ上がれば、持ち味のドライブもさらに活きます。

4. 佐土原選手が3番・4番で安定すること

佐土原選手は、日本籍フォワードとしてかなり重要です。
外国籍選手の編成にも影響するため、来季のキーマンの一人だと思います。

5. 山内選手が限られた時間で価値を出せるか

山内選手はプレータイムが増えるかどうかが注目です。
経験とゲームコントロールを活かしつつ、3Pの確率も上げられれば、起用の幅が広がります。


来季の外国籍選手と帰化選手の新契約予想

ここからは、来季の外国籍選手と帰化選手について考えてみます。

SNSでは特定の選手名も出ていますが、この記事では断定はしません。
公式発表が出るまでは、あくまでチーム編成上の予想として見ていきます。

まず、ジャック・クーリー選手が5番として考えられる場合、残りの外国籍選手には2番から4番までをカバーできる選手が欲しくなります。

キングスに必要そうなのは、次のようなタイプです。

・2番から3番を守れる大型ウイング
・3番から4番をこなせる万能フォワード
・3Pを打てて、ドライブもできる選手
・EASLや天皇杯でも強度を落とさず戦える選手
・クーリー選手と同時起用してもスペーシングを作れる選手

クーリー選手がインサイドで強さを出すなら、もう一人は外にも広がれるタイプが理想です。

ペイント内で勝負する選手ばかりになると、コートが狭くなります。
日本籍選手の3P成功率に不安が残る場合は、外国籍選手にはより高いシュート力が求められるでしょう。


帰化枠はカーク選手以上を探すのが難しい?

帰化枠については、かなり難しい判断になりそうです。

アレックス・カーク選手のように、サイズがあり、インサイドで戦えて、チームにもフィットする帰化選手を予算内で獲得するのは簡単ではありません。

帰化選手は市場に出る人数も限られています。
さらに、Bプレミア移行で各クラブの補強意欲も高まる中、条件面でも争奪戦になりやすいはずです。

そのため、キングスが帰化枠ではなくアジア枠を採用する可能性も考えられます。

ただし、その場合はEASLや天皇杯のレギュレーション面で不利になる可能性があります。

Bリーグでは使いやすい編成でも、別大会では同じように起用できないケースがあるため、複数大会を戦うキングスにとっては悩ましいところです。


本音を言えば、日本籍で3番か4番がもう一人ほしい

来季のロスターを考えると、本音を言えば、日本籍で3番か4番をできる選手がもう一人ほしいです。

理由はシンプルです。

外国籍選手と帰化・アジア枠の組み合わせに制限がある中で、日本籍フォワードが薄いと、どうしても編成の自由度が下がるからです。

現状では佐土原選手の存在がかなり重要です。
脇選手もサイズはありますが、基本的にはSG寄り。
川真田選手はセンター寄りです。

そう考えると、3番・4番を守れて、できれば外も打てる日本籍選手がもう一人いれば、かなりバランスは良くなります。

ただし、そのタイプの日本籍選手はどのチームも欲しがります。
簡単に獲得できるポジションではありません。

だからこそ、佐土原選手の成長、脇選手のサイズを活かした起用、松脇選手や小野寺選手のディフェンス面での貢献が大事になりそうです。


まとめ|来季の鍵は「岸本選手の穴を誰か一人で埋めないこと」

岸本隆一選手の退団は、キングスにとって大きな転換点です。

特に日本籍選手の得点力という意味では、3P成功111本、得点649点、FT成功率86.8%という数字は簡単に代替できません。

ただし、来季メンバーを見ると、大浦颯太選手の加入はかなり大きいです。
得点463点、3P成功82本、FT成功率82.4%という数字は、岸本選手退団後の日本籍得点源として大きな期待を持てます。

一方で、大浦選手だけに頼るのではなく、松脇選手、脇選手、佐土原選手、小野寺選手、山内選手がそれぞれ成長し、役割を広げることが必要です。

来季の課題は、はっきりしています。

・大浦選手が得点とゲームメイクで中心になれるか
・松脇選手が3P成功率を上げられるか
・脇選手が3Pとフリースローを改善できるか
・佐土原選手が日本籍フォワードの柱になれるか
・山内選手が限られた時間で価値を出せるか
・外国籍選手に2番から4番をカバーできるタイプを補強できるか
・帰化枠かアジア枠か、複数大会を見据えた編成ができるか

キングスはBリーグだけでなく、EASLや天皇杯も含めて戦うチームです。

だからこそ、単純に「強い外国籍選手を取ればいい」という話ではありません。
日本籍選手の成長と、外国籍・帰化・アジア枠の組み合わせがうまく噛み合ってこそ、来季のキングスはさらに強くなるはずです。

個人的には、大浦選手の加入でかなり楽しみが増えました。

そして、脇選手や佐土原選手がもう一段階成長してくれれば、岸本選手退団後の新しいキングスの形が見えてくると思います。

来季のキングスがどんな編成で、どんなバスケットを見せてくれるのか。

公式発表を待ちながら、引き続き楽しみにしたいです。
GO!GO!キングス!!

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